教授 博士(工学)
専門分野 | 品質工学、計量診断学 |
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主な研究テーマ | 品質工学による生産・加工システムの設計と最適化 パターン距離を用いた各種システムの予測評価と技術・経済性の改善 社会情報データを用いた各種対象の定量的動向診断および予測 |
担当科目 | 数理統計演習、品質保証、マネジメント工学実習Ⅰ、マネジメント工学基礎実験Ⅱ |
研究紹介 | 品質工学とは、実験計画法をベースとした「ばらつき」の改善を柱に置いた品質全般に対する評価・改善・最適化手法です。その範囲は多岐に渡り、ばらつきを社会的損失という視点で捉えるのが特徴です。当研究室では一例として、 (1) 品質ばらつきの評価・改善とその最適化手法 (2) 工程における生産・管理を経済的に取り扱う損失関数 (3) 文字や画像、波形などのパターンや多変量データ (4) 社会科学系の観察データを用いた判別、分類、時系列評価 のように対象を製造分野に限定せず、品質という側面から各種の現象やシステムに対する評価法と位置づけて取り組むこととします。設計や生産から社会情報分野までと横断的に幅広く品質を捉え、総体的にマネジメントの視点から取り組むこととします。 |
在校生へ一言 | 品質に関連する学問は理論が難解で、避けてしまうことが多いかも知れません。しかし理論以上に大切なのは、その意味するところや背景です。技術の位置づけや、なぜそれを用いるかという考え方を重視することを望みます。 |