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マネジメント工学科 大前先生が緊急事態宣言の解除戦略に関するシミュレーションを実施し、電子情報通信学会で研究奨励賞を受賞しました。


 2021年3月現在、COVID-19の感染拡大を抑制するため、緊急事態宣言の解除タイミングに関する様々な検討が行われています。本研究はこの一環として、「経済活動を早く再開したいという考えにより、緊急事態宣言を早期に解除する行為は、次の感染拡大を早めてしまうため、長期的な視点で見た場合、経済活動の向上に寄与しない」という仮説を設定し、これをマルチエージェントシミュレーションにより検証しました。分析の結果として、上述した事象が創発されることが確認されました。本研究で行われた分析が高く評価され、電子情報通信学会(人工知能と知識処理研究会)で研究奨励賞を受賞しました。詳細は、下記の研究をご覧ください。

大前佑斗, 柿本陽平, 豊谷純, 原一之, 權寧博, 高橋弘毅, 一斉外出自粛の解除戦略がCOVID-19感染者数と外出者数に与える影響
~マルチエージェントシミュレーションによる戦略評価~, 電子情報通信学会技術研究報告集(人工知能と知識処理研究会), vol.120, no.362, pp.1-6, 2021.
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