教員・スタッフ紹介

井上 大成

井上 大成Inoue Taisei

助手

研究室
30号館608室
E-mail
inoue.taisei
※メールの送信時にはネームの後ろに@nihon-u.ac.jpを追記して下さい。
専門分野 情報工学、人間工学
研究概要 　「簡易なタスクを用いて人の特性を推定する研究」を行っています。現在は特に人の認知特性に着目して研究を行っており、「タブレット端末を用いた簡易なタスク」から人の認知特性を推定する研究をメインで行っています。この研究は、作業を効率的に行う際、作業環境を人に合わせることが良いのですが、タブレット端末を用いて簡便に人の認知特性を調べることで、作業環境の個人への適合化を支援することを目的としています。
　なぜ、作業環境を人に合わせる必要があるかというと、作業には必ず人が関わっていることが多いからです。情報技術の発展により、作業の自動化が進んでいますが、完全自動化はまだ難しいのが現状です。自動化された部分はコンピュータを用いるため、設計や運用がしっかりとされていれば、事故や作業効率の低下の心配は少ないと考えられます。しかしながら、作業にかかわる人や作業を監視する人は、人間であるため個人差があり、この個人差による環境との不適合からミスを起こしてしまうことが考えられます。人の個人差の例として、何かに注意を向け続けるのが苦手であることや見落としが多いことなどが挙げられます。例として挙げた個人差は「人の認知特性」が関係しているため、認知特性を調べることで、人の個人差のうちの１つを調べることができます。認知特性に作業環境を合わせてあげることで、働きやすい環境（効率的に働ける環境）を作ることが期待されます。
在校生への一言 　自分ができることを地道に増やしていくことが成長への近道の１つだと考えています。そのために、今の自分が好きなこと・得意なことの中から、少し頑張ったらできることをやってみたり、自分が苦手なことを得意とする友達とたくさんコミュニケーションを取ってみたりしてみてください。
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