教員・スタッフ紹介

大前 佑斗

大前 佑斗Yuto Omae

専任講師 博士(工学)

研究室
30号館509室
E-mail
oomae.yuuto
※メールの送信時にはネームの後ろに@nihon-u.ac.jpを追記して下さい。
研究室リンク
http://int-info.com
専門分野 人工知能、データマイニング、知的システム開発
主な研究テーマ 人工知能が搭載された知的ソフトウェアの開発
ID3/C4.5アルゴリズムを活用したデータマイニングと情報可視化
機械学習・深層学習における評価関数の設計と最適化
担当科目 ワークデザイン、生産性工学、マーケティング、マネジメント工学実験II
研究紹介  本研究室では、人工知能・データマイニングを活用したソフトウェア開発やデータ分析に取り組みます。ソフトウェア開発についてはこれまで、身体動作を改善させるシステム、太陽光発電量を予測するシステム、アクティブラーニングを最適化するシステムなどを作成してきました。データマイニングについては、ヒューマンコミュニケーションの最適化、人の意思決定構造の解析などに取り組んでいます。一風変わったところでは、人工知能を活用した重力波解析なども行なっています。学生の皆さんは、これまで学んできたマネジメント分野において、役に立つ知的システム開発や、データ分析を実施してもらいたいと考えています。
 また、人工知能の「頭の良さの定義づけ」を再考する研究も行っています。知能とは、頭の良さの定義が異なると、行われる学習が変化し、結果として形成される知識も異なります。例えば人間で考えてみると、「学校の試験で良い点が取れる状態」を頭が良いと定義づければ、学校の勉強を頑張って勉強します。一方、「人とうまくコミュニケーションを取れる状態」を頭が良いと定義すれば、コミュニケーションの取り方を工夫するという学習が行われます。ここから分かるように、最終的に出来上がる知能は「頭の良さの定義」に大きく左右されます。人工知能の分野では「頭の良さの定義」を、評価関数やコスト関数と呼びます。本研究では、より良い人工知能の形成を目指し、評価関数の設計を行っています。
在校生へ一言  最近、さまざまなところで「人工知能」、「ビッグデータ」、「データマイニング」といった言葉を聞くようになってきました。本研究室では、これらの理論をていねいに学び、プログラミングにより実装する技術を身につけます。さらに、それらを活用して「社会に蔓延する問題」をどのように解決できるのか、時間を掛けながら頭をひねって考えてみます。人工知能を活用した問題発見・解決能力を身につけることに興味のある学生は、ぜひ本研究室を訪ねてみてください。
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